佐藤さんの本は二冊目です。
うろ覚えながら感想。


ってか子供たち怒る怒る怒るとかも読んでみたいのですが、近所の本屋においてないです。
本屋頑張れ。


本作の主人公(仮)は鏡綾子は、フリッカー式でも登場した鏡公彦の姉です。
予言の力を使って大暴れ……なはずですが

その他に主要人物として
人肉しか食べられない少女
コスプレをすることで現実の自分から抜け出そうとする少女
学校内でひどいいじめを受けている少女
そしてもうひとりの自分に襲われたという少女

濃い、他のキャラクターが綾子以上に濃い。
これは綾子が埋もれる。

まぁいろいろ問題児が出てくるわけですが、なぜ綾子が(仮)なのかというと、
タイトルには主役みたいに書かれていますが、実際はただの脇役以下に成り下がってます。

綾子はそのことに不服らしく、全ての事件に介入し、解決に向かわせようとします、が結局はそれすらも予測された事態だったというオチ。

ってか預言者のオンパレードです。
綾子が「スタンド使いは最初は選ばれ者だけに使える能力だったはずなのに」みたいなことを言いますが、まさにそんな感じ。

物語に登場する人物が皆運命に逆らおうとするのですが、どこか諦めていて、結局運命には逆らえない。
そんな話。

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