銃が手元にあったために誤って人を殺してしまった少年の物語。
なのになぜこんなにユーモラスとウィットに富んだ主人公の告白で物語は進むのだろう?

親父がハーケンクロイツにかぶれてたり、芸術家気取りのニートだったり、かなり悲劇的な内容なのに何故か出てくるのは笑い。

社会不適格者といわれる人達がこの物語には多く登場する、ってかほとんどがそれなのだが、おもしろおかしく書かれた文章はどんな奇人変人アル中薬中も愉快な登場人物の一人にしてしまう。まさにヴォネガット。ブラボー。


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